オートファジー(自食作用)とは?がん治療の救世主になりうるか?

どうも、ダイキです。

今年2016年度のノーベル医学生理学賞に東京工業大学栄誉教授
大隅良典氏の受賞が決まりましたね。

受賞された理由は、大隅先生が研究してきた「オートファジ(自食作用)」。

オートファジーとは何なのか?

がん治療に革新もたらすとは、今後のがん治療の救世主になりうるのか
少しみていきたい。

スポンサードリンク


オートファジーとは

2016年度、ノーベル医学生理学賞の受賞されたのは
日本人の東京工業大栄誉教授の大隅良典氏(71歳)

受賞されたのは大隅良典先生が長年研究してきた
「オートファジー(自食作用)」と言って今まで聞いたことがない
言葉です。

オートファジーとは、細胞は飢餓状態のときには細胞内の
タンパク質などを分解して、再利用をはかる。

この細胞の現象を長年の研究の結果突き詰められた。

すなわち生物の細胞が、細胞内のタンパク質を分解する
仕組み一つの現象です。

細胞内に袋状の

1992年に、酵母でオートファジーの観察に成功。

長年地道な研究により、ヒトの体内では、1日に合成されるタンパク質は
約300gとされている。

これに対し、ヒトが1日に摂取するタンパク質の量は80g程度。

この差に着目した大隅先生は「タンパク質は合成されるのと同じだけ分解

されており、体内でバランスが取れている。」

合成されることと同じぐらい、分解は生物学的に大事な現象だと。

オートファジーは細胞内に侵入する細菌を排除する仕組に
関わっていること。

大隅先生がこの研究を本格的にはじめた90年代はじめには
オートファジーに関係する遺伝子は「Atg遺伝子」はこれまでに
18個見つかっている。

スポンサードリンク


オートファジー説明をわかりやすくするのに、しばしば
資源のリサイクルが例えられます。

細胞が気が飢餓状態のときはリサイクルが非常に強まる。

これにより細部内はきれいな状態が保たれる。
細胞内に侵入する細菌を排除する。

このオートファジーの解明(大隅良典教授)はまだ3合目ぐらいと
言っていますが。

オートファジーは、がん治療の救世主に

大隅良典教授は謙遜されて、まだ研究は3合目と言われているが。

このオートファジーの解明がこれから進んでいくと
がんや神経疾患などの治療法の開発が大幅に張ってする
と言われています。

膵臓がんでは遺伝子の以上などを原因にオートファジーが
過剰に働き、がんの発症やがん細胞の増殖につながるとされています。

オートファジーを抑制することでがんの発症やがん細胞増殖が抑えられる
可能性があるのではと・・・。

このオートファジーのが人工的に制御する事が可能になり
薬剤の開発や、がん細胞の増殖までも人工的に行えるのも
大隅良典教授達の研究によりそう遠くはないのではと思い
がん治療の、救世主になるのではと思っています。

大隅良典のプロフィール

大隅良典(おおすみよしのり)さんは、福岡県福岡市
出身の、1945年生まれ現在71歳の方です。

テレビはみられないが、家にいるより研究室にいるほうが
長く、家のことは奥さんの萬里子さんにまかっきり。

多くの研究者の方は、みんなとは言いませんが
家の事を任せる方がいるから、好きな研究に取り組む
事が出来ます。

内助の功があらばこそですね。

大隅良典教授は4人兄弟で、末っ子。

少年時代は、川や山、浜辺などでよく遊んでいた
元気な活発に遊んでいたそうです。

周りが、農家が多く空気がいい環境で育った
良典少年は、昆虫採集や満点の空を見るのが
好きだった。

スポンサードリンク


こんな記事も読まれています

こちらの記事もどうぞ

おすすめ記事

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする